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アレルギーに良い「乳酸菌」

乳酸菌は腸の中の善玉菌を増やし、腸内環境を整えて便秘を治したり、病気を予防したりといった働きをしてくれることは良く知られていますよね。

ですが乳酸菌のパワーはこれだけではありません。
最近では「アレルギー」に対する効果も注目されていますよ。

春先になると「花粉症」に悩む人は多いですよね。
また、動物の毛やホコリなどにアレルギー反応を起こしてしまう人もいるでしょう。
これらのアレルギー症状は、過剰な免疫反応から起こるものです。

花粉やホコリなどの異物が体内に入ると、免疫細胞から炎症を引き起こしてしまう物質が分泌されて、鼻水や鼻づまり、皮膚炎などの症状を引き起こしてしまうのです。

このようなアレルギー症状は、がん細胞や病原菌を攻撃する「Th1」細胞と、アレルギーを引き起こす「Th2」細胞の2つの免疫細胞のバランスが崩れることによって起こってしまいます。Th2細胞が増加すると「IgE」という抗体が作られてしまい、それによって様々なアレルギー反応が起こります。

アレルギー症状を抑えるにはTh1細胞の数を増加させてやる必要があるのですね。
ヨーロッパではアレルギーと腸内細菌の研究が積極的に行われていて、2004年には人の体を使って臨床試験も行われるようになりました。
その結果、乳酸菌にTh1細胞の働きを活性化させる働きのあることが立証されたのです。

最近では日本でも乳酸菌とアレルギー症状の研究が盛んに行われるようになりましたよ。キリンビールや雪印乳業、明治乳業、カルピスやヤクルトなど、乳酸菌を使った商品を扱う様々な会社では、各社が競ってアレルギー対策に効果のある乳酸菌の研究を行っています。
アレルギーに悩む人々にとっては、薬ではなく、自然の力で治すことができれば嬉しいですよね。これからの研究にも期待したいですね!